小屋場

小屋場

一丁ヶ池の上の広場を小屋場と呼び、中学生登山の昼飯場となっていますが、ホテル千畳敷が建設される前は鬱蒼とした林だったので、一丁ヶ池が休憩場所となっていました。ホテル千畳敷建設のために、この場所でシラビソやトウヒを営林署から払い下げてもらい、木挽き職人が柱や梁を惹きましたが、高山の厳しさで作業が捗らず、木挽き職人が帰ってしまったので、移動製材機(エンジンで丸鋸を回転させる)を背負い上げて製材しました。そのエンジンや丸鋸を雨水から避けるために簡単な小屋掛けをしました。又、製材した板で作業員の食事処として雨水避けの小屋を掛けたところから付けられました。

架線場

架線場

架線場は、昭和30年(1955)にホテル千畳敷が雪崩で倒壊し、新しく小屋を建設するために資材を大量にあげなければならず、当初は伊勢滝から肩であげる予定でしたが、時間的に不可能と判断して、前岳沢に架線を掛けたらどうかと話しました。最初は無理だと言っていましたが、架線屋に赤穂駅から大鹿までの架線の話をし、下見をしてもらい架設したといいます。当時は、前岳沢出会いまで林道が建設されていましたが、昭和34年(1959)の伊勢湾台風で流出し使用できず、伊勢滝から継ぎ肩方式で架線場まで荷揚げしました。