祠は、木曽側と伊那側にあり、夫々歴史があり、木曽側には保食大神の社として本社は木曽の徳原にあり、今でも5月3日例祭が行われています。

木曽側の駒ヶ岳神社は、天文三年(1534)に徳原春安が創建された。地元での例祭に奉納される太々神楽がいつ頃から奉納されていたかはわかりませんが,氏子衆の決められた農家の長男のみにが受け継がれる一子相伝の神楽で「天狗の舞」が有名である。

木曽側の駒ケ岳神社
木曽側の駒ケ岳神社(宇賀御魂命)

天狗の舞
       天狗の舞い

衣食住及農蚕牛馬の守護神からして養蚕農家.馬を飼育している農家の人々の信仰の神である。

宇賀御魂命 (保食神)像
      宇賀御魂命 (保食神)像
保食大神については、日本書記に次のようなくだりがある。
 ある時、天照大神が月夜見尊(ツキヨミノミコト)に保食神(ウケモチノカミ)を見てくるように命じた。
 月夜見尊が保食神のところえ行くと保食神は、陸を向いて米飯を吐き、海を向いて魚を吐き
 山を向いて獣を吐き、それで月夜見尊をもてなした。
 「汚らわしい」と怒った月夜見尊は、保食神を斬ってしまった。
 それを聞いた天照大神は怒り、月夜見尊と二度と会いたくないと言った。それで
 太陽と月は昼と夜に別れて出るようになった。
 月夜見尊に斬られた保食神は死にその頭から牛馬が、額からは粟が、眉からは蚕が、
 目からは稗が、腹からは稲が、陰部からは麦.大豆.小豆が生れた。

 保食神は食物神でこの世の生物(食料)を司る神となった。

伊那側の駒ケ岳神社
      伊那側の駒ケ岳神社
      八千矛神(大国主命).手間大神.倉稲魂神(保食神)月夜見命が祭られている